ナチス・ドイツがロッテルダムを壊滅させた日

 みなさん、こんにちは。Kazです。さて、今日(5月14日)は、ロッテルダム市がナチス・ドイツの空爆により、壊滅的な被害を受けた日です。第二次世界大戦中の1940年の出来事です。

 この爆撃後の惨状があまりにひどかったことから、同様の被害を別の場所でも発生させないために、オランダはナチスに対する降伏を決めたともいわれています。

 そして、その後、ナチス・ドイツが1945年5月に降伏(5月5日はオランダ王国の解放記念日)し、日本が8月に降伏するまで、どろ沼の戦争は続けられました。

ナチス・ドイツ1

 海洋博物館横にたたずむ「心臓を失った男」の像。。。ナチス・ドイツによる空爆の被害を象徴しているようです。

 なお、王国では、SNSでも'#Rotterdam'がトレンド入りしており、また戦争により大きな被害を受けた、この日を記憶に留めておくために、行政も情報発信を行っていました。

ナチス・ドイツの空爆を耐え凌いだローレンス教会

 さて、市中心部に所在する聖ローレンス教会'Laurenskerk'は、新しい建築物の多いロッテルダムでは珍しい中世来の建築物です。

 例に漏れず、空爆により大きな被害を受けましたが、その鐘楼は、苛烈な攻撃にも屈せずに、しっかりと耐え抜いたそうです。

 そして、その後、教会全体は修復されて現在の姿になっています。

 2022年2月下旬にロシアがウクライナに対する軍事侵攻を開始しました。5月になっても、未だ戦争は続いています。

 さらに戦火が広がり、これまでと同様の過ちが繰り返されないことを強く祈念します。

おまけ~教会のエトセトラ

 4~10月の水曜日と土曜日には、鐘楼に登ることのできる'towerclimbs'があります。

 そして、鐘楼からは、現在のロッテルダムの美しい町並みを眺めることができます。(€7.5/人)

 また、この教会脇には、日本のように便利なコンビニもなく、トイレを借りるのも基本有料であるオランダでは非常に珍しいことなのですが。。。なんと! 隠れトイレが。。。

 実は、僕も1度しか見たことはないです。普段は地中に埋められているのでしょうか??

ナチス・ドイツ2

 今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。Dank je wel!!

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