謎の骨組み建築!アートな歴史 in ロッテルダム

 みなさん、こんにちは。Kazです。今日は、我が街ロッテルダムの中心部にある謎の骨組み建築を紹介します。

謎の骨組み1

市役所から徒歩約5分の市の中心部にある謎の骨組み。。。

 メインの通りからちょっとそれているためか、この辺りは人通りも少なく静かです。

 また、この辺りにはブランコのある公園があります。そこから、マルクトハル周辺を眺めることができ、天気のよい日には、お勧めの散策🚶🏻コースです。

 ただ、足下をよく気を付けないと、王国ではお約束の犬のフンや散らかったゴミが多いです(苦笑)

 さて、まずは現地調査です。骨組みの中には石碑があり、何らかの基金💰によりこの建築物が建てられたことが分かりました。また、別の石碑には'JAN OUDENARDEN 1995'と書かれていました。この人は制作者でしょうか?1995年に何らかの意図に基づいて立てられたのでしょうか。

 でも、結局のところ、あまりよく分らなかったです。オランダ語🇳🇱の読解能力もないので。。。王国に暮らしているので、僕達も積極的にオランダ語も学んでいかなければいけません。先生もいることですし。。。

謎の骨組みについて、ロッテルダム市に照会

市に問い合わせたところ、関連情報として、市のwebsiteを教えてくれました。このサイトで紹介されている'Stadsarchief Rotterdam'には、ロッテルダム市及び周辺エリアの古(いにしえ)からの歴史的な資料📚📖がたくさんアーカイブされているそうです。

 このことには、大変興味を持ちました。ので、またたっぷり時間がある時に取材にいきたいと思っています。もちろん、超アポ社会なので、アポイントメントを取って(笑)

謎の骨組み2
そういえば、市役所との間にはネザーゲートのような黒い門も、ドーン!とあります。

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パブフル

 さて、本題に戻って、謎の骨組みについて引き続き調査しました。これは、'Nieuwe Delftse Poort'(新しきデルフト門)というそうです。市内の観光スポットの一つとなっています

さらに、調べたところ。。。

 もともと別の場所にThe Delftse Poort(デルフト門)という門があった様子。これは、16世紀半ばにロッテルダム要塞🏰の一部として設置されました。そして、この街を数々の侵略から守ってきた門です。

 その後、戦争などの減少に伴い、軍事的な面での利用は減り、中世の趣を伝える市のモニュメントとして残されていたそうですが。。。先の大戦により、ロッテルダムの街自体もこの門も壊滅的な被害を受けました。そして、戦後の復興の中で、門のことは忘れ去られていました。

結局、謎の骨組みとは

 The Delftse Poortを忘却させないために、1990年代にアーティストCor Kraatによって、オレンジ色の骨組み状のレプリカが設置されたとのことでした。The Delftse Poortの破片も、近くに埋められているようです。

 また、Cor Kraatは、グレーで味気ない建築物を嫌い現代建築への反発を込めて、オレンジ色を取り入れたとのことでした。さらに、「ロッテルダムが今なお、建設中であり、現在進行形で発展していること」を示すために、骨組みの作品となっています。

 なお、Jan Oudenardenについては、石碑に記された誌の詠み人とのことでした。

 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Dank je wel!!

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おまけ

 Nieuwe Delftse Poort付近には、ほかにも、王国Politie🚨のRotterdam署がありますが、色使いがかわいく、洒落たテラスも設置されていて、なかなか素敵なデザインとなっています。

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